暖かくなる春から秋にかけて、公園や庭、山、住宅街などでハチを見かける機会が増えてきます。

「黒くて大きいハチだから危険そう…」
「家の周りを飛んでいるけど刺される?」

実は、日本には4,000種類以上のハチが生息しており、人を刺す種類はほんの一部です。

今回は、日本でよく見かけるハチの種類や危険度、特徴、刺されないための対策、万が一刺された時の応急処置まで詳しく紹介します。


日本で見かけるハチの種類

① スズメバチ【危険度★★★★★】

日本で最も危険なハチです。

体長は2〜5cmほどあり、黄色と黒の縞模様が特徴。特に7〜10月は巣を守るため攻撃性が非常に高くなります。

特徴

  • 非常に攻撃的
  • 毒性が強い
  • 仲間を呼んで集団で襲う
  • 何度でも刺せる

よく見かける場所

  • 山林
  • 公園
  • 軒下
  • 屋根裏
  • 木の根元

② アシナガバチ【危険度★★★☆☆】

細長い体と長い脚が特徴のハチです。

飛んでいる時は後ろ脚をぶら下げて飛びます。

スズメバチほど攻撃的ではありませんが、巣に近づくと刺されることがあります。

よく見かける場所

  • ベランダ
  • 庭木
  • 軒下
  • エアコン室外機

③ クマバチ【危険度★☆☆☆☆】

「ブーン」という大きな羽音で飛ぶため怖がられますが、実はとても温厚なハチです。

黒く丸い体で、一見スズメバチより怖そうですが、人を襲うことはほとんどありません。

オスには針がなく、刺すことができません。メスだけが針を持っていますが、自分から刺すことはほぼありません。

よく見かける場所

  • 花壇
  • 公園
  • ラベンダー
  • 藤の花

④ ミツバチ【危険度★☆☆☆☆】

ハチミツを作ることで有名なハチです。

花の受粉を助ける大切な昆虫で、基本的には非常におとなしい性格です。

ただし、踏んでしまったり手で払ったりすると刺されることがあります。

特徴

  • 一度刺すと針が抜けて命を落とす
  • 集団生活をする
  • 花の周りでよく見かける

⑤ ドロバチ(トックリバチ)【危険度★☆☆☆☆】

泥で徳利(とっくり)のような巣を作ることからこの名前が付きました。

見た目は少し怖そうですが、とてもおとなしく、人を襲うことはほとんどありません。

害虫を捕まえてくれる益虫でもあります。


⑥ ジガバチ【危険度★☆☆☆☆】

細長い体と長い脚が特徴です。

クモやイモムシなどを捕まえて幼虫のエサにするハンターですが、人にはほとんど興味がありません。

住宅地でも見かけることがあります。


⑦ ハナバチ【危険度★☆☆☆☆】

名前の通り花の蜜や花粉を集めるハチです。

ミツバチに似ていますが、単独で生活する種類も多く、性格は非常に穏やかです。

農作物の受粉にも大きく貢献しています。


ハチ危険度ランキング

ハチの種類危険度人への危険性スズメバチ★★★★★非常に危険アシナガバチ★★★☆☆巣に近づくと危険ミツバチ★☆☆☆☆刺されることは少ないクマバチ★☆☆☆☆とてもおとなしいドロバチ★☆☆☆☆人を襲わないジガバチ★☆☆☆☆人を襲わないハナバチ★☆☆☆☆温厚な性格


ハチに刺されないための対策

ハチは基本的に身を守るために攻撃します。

そのため、次のポイントを守るだけでも刺されるリスクを大きく減らせます。

黒い服を避ける

スズメバチは黒色に反応しやすいとされています。

山やキャンプでは白・ベージュ・グレーなど明るい色の服がおすすめです。


香水や甘い匂いを控える

ハチは甘い香りやジュース、香水、整髪料などに引き寄せられることがあります。

屋外では香りの強いものはできるだけ控えましょう。


ハチを見つけても手で払わない

ハチが近寄ってきても腕を振り回すと敵と判断されます。

静かにその場を離れることが大切です。


巣を見つけても近づかない

興味本位で写真を撮ったり、棒でつついたりするのは非常に危険です。

特にスズメバチの巣は専門業者に任せるのが安心です。


ハチに刺された時の応急処置

万が一刺されてしまったら、次の手順で落ち着いて対応しましょう。

① すぐにその場を離れる

特にスズメバチは仲間を呼ぶことがあります。

まずは安全な場所へ避難しましょう。


② 針が残っていれば取り除く

ミツバチの場合は針が残ることがあります。

カードなどで横から払い出すように取り除きましょう。


③ 流水で洗い流す

傷口を流水でしっかり洗い、汚れや毒を洗い流します。


④ 患部を冷やす

保冷剤や氷をタオルに包んで10〜20分程度冷やすことで、痛みや腫れを和らげられます。


⑤ 異常があればすぐ119番

以下の症状がある場合は、アナフィラキシーショックの可能性があります。

  • 息苦しい
  • 全身にじんましんが出る
  • 顔や喉が腫れる
  • めまい
  • 吐き気
  • 意識がもうろうとする

命に関わることもあるため、迷わず救急車を呼びましょう。


まとめ

日本には4,000種類以上のハチが生息していますが、人への危険性が高いのは主に「スズメバチ」と「アシナガバチ」です。

一方で、クマバチやミツバチ、ドロバチ、ジガバチ、ハナバチなどは比較的おとなしく、私たちの生活や自然環境を支える大切な益虫でもあります。

ハチを見かけたら慌てず、種類や特徴を知って正しく距離を保つことが、安全に共存するための第一歩です。

我が家は子供を公園へ連れて行く時にはオーガニックの虫よけスプレーを使用しています。

いい匂いだし使っている方がやはり虫刺されはない気がします。

私は使用していないのでかなり刺されています

お家にハチの巣などがある場合は外注駆除業者へご連絡ください