家に置きたいテーブルスタンド、フロアスタンド
家づくりやリフォームでは、ダウンライトやペンダントライトを中心に照明計画を考える方が多いと思います。
もちろん、それらも素敵ですが、私が理想としているのはテーブルスタンドやフロアスタンドを取り入れた、少し暗めで落ち着いた光環境です。
部屋全体を均一に照らすのではなく、必要な場所だけを優しく照らす。そんな空間の方がリラックスでき、人間本来の生活リズムにも合っているように感じています。
「明るい部屋」が正解ではない
日本の住宅では、
- ダウンライト
- ペンダントライト
- 間接照明
を組み合わせることが多く、部屋全体を明るく照らす設計が一般的です。
しかし、高級ホテルや落ち着いたカフェを思い浮かべてみると、空間全体は意外と暗めです。
必要な場所だけに灯りがあり、その光のコントラストが居心地の良さを生み出しています。
私はそんな空間が大好きで、自宅でもできるだけ取り入れたいと考えています。
タスク・アンビエント照明という考え方
近年注目されているのが**「タスク・アンビエント照明」**です。
これは、
- 空間全体をやさしく照らす「アンビエント照明」
- 読書や作業など必要な場所だけ照らす「タスク照明」
を組み合わせる照明計画です。
例えば、
- ダイニングはペンダントライト
- リビングにはフロアスタンド
- ソファ横にテーブルスタンド
- 読書スペースだけデスクライト
というように、必要な場所に必要な灯りだけを配置します。
必要以上に部屋全体を明るくしないため、省エネにもつながり、これからの時代にぴったりな照明計画だと思います。
私が本当に家に置きたいスタンド照明ランキング
第1位 TALIESINシリーズ
照明デザインの巨匠、フランク・ロイド・ライトが設計した名作照明。
幾重にも重なった木製シェードから漏れる柔らかな光は、まさに芸術作品です。
点灯すると天井や壁に美しい陰影が広がり、部屋全体が落ち着いた高級ホテルのような雰囲気になります。
価格は決して安くありませんが、一生付き合える家具のような照明だと思っています。
「いつか家に迎えたい」と憧れている照明です。
第2位 ルイスポールセン「パンテラ」
美しい丸いフォルムが特徴の名作照明。
昼間はオブジェのように存在感があり、夜になると柔らかく空間を照らしてくれます。
どんなインテリアにも合わせやすく、一台置くだけで部屋の雰囲気がワンランク上がります。
第3位 イサム・ノグチ「AKARI」
和紙越しの灯りは、LEDでは表現できない優しい温かさがあります。
和室だけでなく北欧インテリアとの相性も良く、日本が世界に誇る照明デザインです。
時間を忘れてゆったり過ごしたくなる灯りです。
第4位 ルイスポールセン「PHシリーズ」
グレア(眩しさ)を抑えるために設計された名作シリーズ。
直接光源が見えないため目に優しく、読書やリラックスタイムにも最適です。
長年愛され続ける理由が、実際に使うとよく分かります。
第5位 アルテミデ「トロメオ」
スタンドライトの定番ともいえる存在。
自由自在に角度を調整できるため、読書やデスクワークに最適です。
デザインと機能性を高いレベルで両立しています。
第6位 無印良品 LEDスタンド
初めてスタンド照明を取り入れる方には無印良品もおすすめです。
シンプルなデザインでどんな部屋にも馴染みやすく、価格も比較的リーズナブル。
「スタンド照明のある暮らし」を気軽に始められる一台です。
スタンド照明は暮らしの質を変えてくれる
照明は単に部屋を明るくするための設備ではありません。
一日の終わりにダウンライトを消し、スタンド照明だけで過ごしてみると、空間の印象は驚くほど変わります。
お気に入りの音楽を流しながらコーヒーを飲んだり、本を読んだり。
そんな何気ない時間が、少しだけ贅沢な時間へと変わります。
私自身、これから家づくりをするなら、ダウンライトを最小限にして、ペンダントライト・フロアスタンド・テーブルスタンドを組み合わせた照明計画にしたいと考えています。
まとめ
「部屋は明るいほど良い」という時代から、「必要な場所を心地よく照らす」時代へ。
タスク・アンビエント照明は、省エネだけでなく、心にも優しい照明計画だと思います。
そして、その中心となるのがテーブルスタンドやフロアスタンドです。
お気に入りの一台を迎えるだけで、毎日の暮らしは驚くほど豊かになります。
ぜひ皆さんも、自分だけの心地よい光のある暮らしを楽しんでみてください。
本物のデザイナーズ照明を買われる際は下記のようなちゃんとしたお店をご利用いただくのが良いと思います。
あとレプリカでもいいと仰る方がいますが、やはり高いけど本物はいいし、高いので大事に使う。その心に与えるものが違いますので一度ご検討してみても良いのかもしれません。
